導入事例|日本赤十字社和歌山医療センター様

日本赤十字社
和歌山医療センター

日本赤十字社 和歌山医療センター
所在地|〒640-8558 和歌山県和歌山市小松原通4丁目20
稼働病床数|853床
看護師配置基準|7:1
看護職員数|867人

導入背景

○看護手順の見直しに関わる時間と労力が課題となっていた中で、最新の情報にアップデートされ、根拠も収載されているツールはまさに理想形だった

○新人のモチベーション向上や自己学習を支援するツールとして、教育の視点からも評価が高かった

導入結果

○ナーシング・スキル日本版のコンテンツをベースに看護手順の再構築をスタート

○集合研修前の予習ツールとして活用し、その効果を実感。場所を選ばず、すぐにアクセスできる自己学習ツールとしても好評

導入背景

ちょうど手順を見直し始めたタイミングでの出会い

看護副部長 石井 裕子様

看護副部長 石井 裕子様

業務委員(看護師長) 西 勝美様

業務委員(看護師長) 西 勝美様

看護副部長 東田 裕子様

看護副部長 東田 裕子様

「ナーシング・スキル日本版の無料トライアルを日赤本社から案内されたのですが、それが本当にいいタイミングでした。と看護副部長 東田裕子様は語られます。「ちょうど業務委員の皆さんが看護手順を見直そうとされていた時期でした。それまでは、手作業で作成していたのですが、自分たちの知見だけに頼って作成するとローカルルールになってしまう上に、その作業に相当な時間を割かなければなりませんでした。」業務委員(看護師長) 西勝美様は、手順更新作業の苦労を次のように話されました。「それまでは看護手順も基準も業務委員が中心となり、係長会に依頼し職場業務委員と共に見直しを行っていました。長い間改定していなかったため、今回見直すことになったのですが、それはもう膨大な作業量です。手順や基準を規定するためには、根拠となる出典も明確にしなければなりません。また書式や内容について統一するのが難しく、ただ時間だけが過ぎていく状況でした。そのような状況の中でナーシング・スキル日本版を知ったときは、みんなで、『それやー!!(笑)』って感じでしたよ。」看護副部長 石井裕子様も導入を喜んでいる方の一人です。「本当に導入して良かったと思っています。手順の見直しは、時間、労力、さらに集中力も求められる作業ですが、その結果として出来上がるマニュアルが現場で活用されているとは必ずしも言えない状況でした。最新の情報が自動的に更新され、ローカルルールではなく標準的な手順を誰もが確認できるという仕組みはまさに理想形です。」

導入経緯

全病棟アンケート調査で見えた評価

「無料トライアルの感想は、各病棟にアンケートで聞きました。新人だけでなくベテランの人の声も拾いました。その方が購入を頼みやすいですしね。」なぜいま必要なのか、新人も指導者も管理者も皆にとってメリットのあるものかなど、多面的な視点から導入の賛否・評価を求めたそうです。アンケートの結果は業務委員(専任教師) 室圭子様から紹介されました。「9割を越える職員から『手順の理解に大いに役立った』『図解がわかりやすい』また『とても閲覧しやすい』『早く導入してほしい!』という声がありました。」「業務委員だけでなく、教育委員からも強い推薦があり、ほぼ満場一致での導入賛成の意向を看護部長、管理局長、病院長に伝え、導入に至りました。アンケートの結果やこれまで手順更新にかけていた労力、またコストが数百万もするものではないことなどを説明し、理解を得ました。教育投資への理解に感謝しています。」と看護副部長 東田裕子様は感謝の気持ちを述べられました。

導入結果1

運用基準を明確にして活用開始

業務委員長(看護師長) 大江 美佐子様

業務委員長(看護師長) 大江 美佐子様

導入決定後、ナーシング・スキル日本版の看護部職員への周知やPR も精力的に行われたそうです。「師長・係長・業務委員・新人・指導者のそれぞれのミーティング時を利用して、趣旨や目的、コンテンツの内容を詳しく紹介し、現場での活用を促しました。」また、業務委員(看護師長) 西勝美様は導入を決定した時に、まずナーシング・スキル日本版をどのように活用・運用していくべきか、その基準や前提を明確に決めておく必要性を感じたと話されます。「カスタマイズを積極的にするというよりは、後々情報がアップデートされる時のことを考慮して、ナーシング・スキル日本版のコンテンツを基本に運用することに軸足を置くことに徹しました。それが、結果的に正解だったと思います。自分たちの手順が時代遅れになっていないかという不安もありましたが、ナーシング・スキル日本版と比較すると、物品の違いはありましたが、当院の手順とそれほど相違はありませんでした。ナーシング・スキル日本版を導入したおかげで、ほんとうに肩の荷がおりました。細分化されたコンテンツは理解しやすく、情報も豊富ですし、やはり最新の知見が常にアップデートされているのは、他のシステムには見られない大きいメリットですよね。」また、業務委員長(看護師長) 大江美佐子様は、病院の特性から見た利用価値を語られました。「当院はベッドバリアフリーで、当該科でなくても色々な科の患者さんが病棟に入院される仕組みになっています。すると当然やったことのない技術をやらなくてはいけないことも多いため、手技数が豊富なナーシング・スキル日本版は大変有用だと感じます。」

導入結果2

新人看護師集合研修前の予習として活用、効果を実感

業務委員(専任教師) 室 圭子様

業務委員(専任教師) 室 圭子様

動画だけでなく手順の根拠や注意が参照できることに新人看護師のお二人も絶賛

動画だけでなく手順の根拠や注意が
参照できることに新人看護師のお二人も絶賛

新人教育への運用もスタート。「4月の研修から使っています。3ヶ月目のフィジカルアセスメント、急変時対応の研修に備える事前学習にも活用しました。研修時には、プリント機能を使ってプリントアウトして持ってきて研修内容を書き込んだり、課題をスマホでやったりする新人たちも目立ちます。また、ある程度技術のイメージをもって研修に臨めるので昨年より議論が活発になり、研修そのものに活気が出てきた気がします。」と看護副部長 東田裕子様。業務委員(専任教師) 室圭子様は新人のモチベーション・アップに期待を込められています。「新人たちは未知の体験にチャレンジする毎日の中で、自宅に帰って文献を探してじっくりと学習する時間が上手くつくれません。その点、ナーシング・スキル日本版はいつでも、どこでも、効率的に今日の復習・明日の予習ができますし、新人の強みになっているのではないでしょうか。」

「学生の頃もあればよかったのに!!」「動画があるので、イメージしやすいです。」「病棟だけでなく、自宅でも閲覧しています。」「手順の根拠と注意が同時に見られてすごく便利!」小児科病棟に勤務する新人看護師のお二人も絶賛です。

今後の展望

閲覧環境充実と幅広いスタッフのモチベーションを高める運用

ナーシング・スキル日本版は、インターネットに接続していない電子カルテ端末のパソコンにPDFファイルとして保存できます。「これからは閲覧環境をさらに整えながら、新人や指導者以外のスタッフにも活用の機会を広げたいです。」現在、1週間に1回、閲覧状況を確認されていますが、今後は数値化し、活用頻度を高めていきたいと語られる看護副部長 東田裕子様。「事前課題についても、テストにパスしないと研修に参加できないという条件を設定すれば、スタッフの意識やモチベーションも高まるかもしれません。とにかく、イラスト、動画、アニメーションを楽しみながら学んでほしいですね。」