導入事例|大阪医科大学 看護学部様

大阪医科大学
看護学部

大阪医科大学 看護学部
所在地|〒569-0095 大阪府高槻市八丁西町7-6
学生数|定員 263名

導入背景

○学生が根拠を理解しながら、基礎力を効率的に身につける方策を探していた

○いつでも、どこでも勉強できる環境を求めていた

○多忙な教員をサポートしてくれる教材を求めていた

導入結果

○リアルな実写動画で、患者さんへの応対が容易にイメージできるようになった

○自宅からでも、通学途中でも、実習に向かう道中でも学生はアクセスできた

○授業では教員と学生双方向議論が多くなり、応用力養成に多くの時間を割くことができるようになった

○教育面での教員同士のコミュニケーションが円滑になり、より効率的な授業ができるようになった

導入背景

効率的に学生の基礎力をあげる授業をめざして

看護学部 看護学科 教授 道重 文子先生

看護学部 看護学科 教授 道重 文子先生

「紙ベースの資料、自分で撮影した写真やビデオなど、元々たくさんの授業用資料はもっていました」と大阪医科大学看護学部看護学科で基礎看護学をご専門にしておられる道重文子教授は語ります。

しかし、日々の講義や実習等で多忙な毎日を過ごされる看護学部の教員にとって、授業用資料を常にアップデートする時間をみつけることは難しく、自作ビデオも編集する時間すらとれないことが多いとのことです。「何とか、より効率的に学生に基礎力をつけてもらえるような教材はないものかと探していたとき、このナーシング・スキル日本版に出会ったのです」と道重教授は語ってくれます。内容を精査された道重教授は、「この教材を使えば、なぜそうするのかという根拠を理解しながら、効率的に基礎的手順を身に着けることができる。ID とパスワードがあれば、自宅からでも、スマートフォンでもアクセスできるので今時の学生には便利だろう」と思われたそうです。

導入経緯

抜群のコストパフォーマンス

ナーシング・スキル日本版では個人単位の
アクセス状況を把握することが可能です。
※画像はレポートの加工例です。

道重教授は、看護学部の他の教員にナーシング・スキル日本版を紹介し、内容には高い評価を得たようです。

さらに、使用人数に応じた価格設定ということで、教授会でも承認され、導入されることとなりました。学生全員にID とパスワードを配布しているので、大学内だけではなく、自宅のパソコンからでも、通学途中のスマートフォンからでもみることができるというアクセスのよさ、さらに、「従来はイラストによる説明だったものが、実写の動画で説明されることも多くあり、学生にとってはわかりやすくなったようです。また、手順を5 ~ 10 分程度の短い動画で解説してくれるので、学生は飽きることなく、最後までみているようです。さらに、学生が実際にどの程度ナーシング・スキル日本版を使っているのか、個人単位でアクセスレポートを得ることができ、重宝しています。」と道重教授は語ってくれます。このアクセスレポートは、2年目以降も継続して導入し続ける価値があるのか否かを判断するひとつの材料となったようです。

導入結果1

実際に活用した学生は大いに満足

「オンラインで手軽にアクセスできるので、
自宅での授業の予習に重宝しています。」

動画なので、手順のイメージがしやすかったです。また、課題となっていましたので、自宅で手順を読み、動画を見て、チェックリストを印刷して授業に出ると、その内容がよく理解できました。特に、手順の根拠が示されているのはためになりました。実習では、何故その行為を行うのか、ということをよく尋ねられたからです。」と、実際にナーシング・スキル日本版を使って勉強した学生Hさんは語ってくれます。

「授業前に自宅で動画を見て、チェックリストをプリントアウトし、書き込みもしていました。手順の『詳細』をクリックすれば、特定の行動をする理由もよくわかりました。解剖図などの図解をみるととても興味がわき、教科書に戻って調べることもよくありました。実写の動画はリアルで、実習での患者さんへの対応イメージがしやすくなり、助かりました」と、学生Tさんは語ってくれます。実習計画書で計画した技術の手順を確認するために、実習に向かう道中、スマートフォンでアクセスする学生も多いようです。アクセスのよさ、学生の個々の状況に応じた使い勝手のよさに、学生の満足度も高いようです。

導入結果2

応用力を身につけるために、基礎的手順と根拠を学ぶ

看護学部 看護学科(基礎看護学)助教 原 明子先生

看護学部 看護学科(基礎看護学)
助教 原 明子先生

看護学部 基礎看護学 助教 川北 敬美先生

看護学部 基礎看護学
助教 川北 敬美先生

「従来のテキストだと手順が簡略化されがちだが、ナーシング・スキル日本版では実際の手順が詳しく説明されているので重宝します。学生はチェックリストをプリントアウトして授業に持参し、授業で確認します。また、共通の教材ができたことで、教育面における教員同士のコミュニケーションが円滑になり、同じ内容を重複して教えるということもなくなり、授業時間をより効率的に使えるようになりました」と、演習で実際にこの教材を使っている川北敬美先生は語ってくれます。「ナーシング・スキル日本版では動画がふんだんに使われています。ここまで載せていいのか、という映像が実写で載っていることもあり、写真ではわからない流れを学生は理解しやすくなります。」と、原明子先生は語ってくれます。

実習先では、ナーシング・スキル日本版で学んだことと異なる手順や事態に遭遇することも多いそうです。「病気や患者はすべて異なるということを前提にしています。学校で学んだことと医療現場での方法がなぜ異なるのかを、学生に考えてもらうことが必要なのです。ナーシング・スキル日本版で基礎的手順の根拠を学んだ学生は、たとえ実習先の施設で手順が異なったとしても、どうしてそれをやるのか、という根拠に立ち戻って考えることによって、共通点がみえてくるのです」と、道重教授は熱く語ってくれます。

「実習で学生が困らないように支援することが大切です。そのために、ナーシング・スキル日本版を病院に合わせてチェックリストのツール、として利用しています。基礎力を実際の現場で応用できるように大学で教えています。ナーシング・スキル日本版は考えるためのツールです」と、母性看護学・助産学をご専門にしておられる佐々木くみ子准教授は語ってくれます。

今後の課題

教員の一方通行で終わらない、双方で議論できる教育の実現

看護学部 看護学科 母性看護学・助産学
准教授 佐々木 くみ子先生

今回取材をした先生方が異口同音に語ってくれたのは、ナーシング・スキル日本版が基礎力をつける上で大変有用なツールだということです。この教材を十分活用しながら、授業では応用力を身につけることができるように教員と学生双方向の議論をし、学生に考えさせることができるとのことです。「応用編を作成して、いろいろな場合を想定したマニュアルのようなものになっても価値は低い」と佐々木准教授は語られます。また、「分娩の動画を見ると、お産の流れやイメージを学生が理解する上においては大変よいものですが、実際の日本人のお産であれば、少し異なる保護技術が必要な場合が多いのです。」授業ではそのような補足をしていくと、佐々木准教授は語ります。「ナーシング・スキル日本版を使えば、手順の説明等の時間を大幅に節約することができ、その時間を学生との討論に使えます」と、原先生は教員と学生との双方向の議論を重視しておられます。「ナーシング・スキル日本版をあくまでも、ものごとを考え、応用するための参照ツールとしてとらえています」と佐々木准教授が語ってくれます。ナーシング・スキル日本版と大阪医科大学で行われている濃密な授業が組み合わさった相乗効果があって初めて、基礎力が応用力へと昇華していくのでしょう。

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